なつメロ

六月三十日(土)晴
ユーチユーブで話題の八歳の女の子よよかちゃんの格好いいドラムスを聴いて、改めてレッドツェッペリンの良さを思い出した。やはり若い頃に聴いていた音楽というのは理屈抜きで体が反応するというか、音やメロディーの心地よさが蘇って来る感じがある。ツェッペリンのレコードはほぼすべて持っていた筈だが、その後CDの時代になり自分の音楽の趣味も変わって聴くこともなくなっていた。その後何かの拍子に二枚だけCDを買ったが、今回思い立ってプレゼンスをネットで買った。これは自分が中学生の時に出たアルバムで、春休み近くの中華料理店で皿洗いのバイトをして稼いだお金で、吉祥寺の輸入レコード屋で買ったものだ。15歳になる年の春のことである。その後中学高校と好きだったのだが、大学に入り時代が80年代になると、そろそろハードロックがださく感じられて来て遠のいたのである。
今回久々に聴いて、やっぱり気持ちがウキウキして来る。さっそくフィジカルグラフィティも注文してしまった。ちょっとした歳の差で、あるいは趣味の違いで、ストーンズ派になるかビートルズ信者になるか、ツェッペリン信奉者になるかだったのではなかろうか。わたしの場合、前のふたつは嫌いではないが、「よそ」の音楽という感じがある。