2018-12-01から1ヶ月間の記事一覧

單なる一/三六五

戊戌大晦日 終日讀書と執筆。夜になつて、『ドキュメントゆきゆきて神軍』と『ラフカディオ・ハーンのアメリカ時代』讀了。十二月に入つたと思つた途端あつといふ間の年越しであった。十一時過ぎ就寝。年末年始の國民的行事にはますます興味を失つてゐる。

今さらながら

十二月二十七日(木)晴 今さらではあるが、はじめてIMAXで映画を観た。大画面高画質、大音量高音質を誇る上映方式で、通常より500円高くなる。『ボヘミアン・ラプソディー』二回目をIMAXで観たのである。大画面は確かに迫力があり、視界はスクリーンで占めら…

おそロシア

十二月二十一日(金)晴 佐藤氏の影響もあって、わたしの中でロシアに対する関心が高まっている。もともとロシア文学には興味があり、大学時代も水野忠夫先生のロシア文学史の授業を面白く聞いていて、それをきっかけにロシア・フォルマリズムやブルガーコフを…

一生分

十二月十九日(水)晴 佐藤優『私のマルクス』読了。これで、生い立ちから中学時代の塾での受験勉強を経て浦和高校進学までを描く『先生と私』にはじまって、高校一年の夏休みの東欧ソ連ひとり旅の記憶を綴る『十五の夏』、高校時代から大学院までの『私のマル…

ふたつの世界

十二月七日(金)晴 フレーバー・ホイールというものがある。アロマ・ホイールとも言う。いわゆる「香りの分類」を図表化したもので、コーヒー、ワイン、チーズ、ウィスキーといった品目別に、それぞれの香りを評価・分析する際に使われる、「フローラル」とか…

フレディ2

十二月五日(水)陰時々晴 クィーンのアルバムをその後少しずつ聞いている。フレディのことを思うと涙がたまる。わたしが、その生涯を思っただけで泣けてくるのは、今まで仏さま(ゴーダマ・シッダルダ)だけだったのだが、今回からフレディが加わった。キリ…

契約雑感

十二月三日(月) 毎年この季節になると、FAの去就やら契約更改やらでスポーツ新聞紙上が賑わい、そしてだいたい嫌な思いをする。もちろん大抵その理由は巨人とかいう軍である。今年は広島の丸をとった。まあ、良い選手ではある。しかし、その丸がさんざん迷っ…

フレディ

十二月二日(日)陰 映画『ボヘミアン・ラプソディ』を観た。言わずと知れたクィーンのリード・ボーカル、フレディ・マーキュリーの、クィーン結成から死に至るまでの姿を描いた映画である。いろいろな意味で、涙なしには観られない映画だった。単なる物まねで…