2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧

危なげなし

ホークス4連勝で日本一。めでたい。始まる前は和田先発ということで、速い球の打てない巨人打線に唯一つけ入られる隙があると思っていた。初回こそ確かに心配だったが、1点で抑えてその裏あっさり柳田のホームランで逆点。さらに2回に甲斐のホームランで突き…

圧勝

ホークス連勝。投手力、打撃力、守備力そしてチーム内の競争の厳しさ、どれをとってもホークスが圧倒的に上であった。強いの一語に尽きる。満塁の場面で巨人のポンコツ中島は三振、デスパイネはホームラン、この差がすべてを物語っている。死球にすぐ激高す…

快勝

ホークス快勝。最後は森がバタバタしたが、危なげのない勝ち方であった。千賀はさすがだし、爽やかなイケメン栗原の活躍、周東の脚を使った抜け目のない追加点など、大嫌いな巨人を懲らしめてくれて心地よい気分である。巨人は菅野、坂本、岡本、丸を除くと…

本末転倒怒り心頭

通勤で家から駅に向かう途中に片側二車線ずつの道路が交わるわりと大きな交差点がある。そこの信号は歩車分離となっているから一斉に歩道者向けの信号が青くなる。いわゆるスクランブル交差点である。わたしは駅の方向に行くため斜めに横断しているし、多く…

絶対と白と地形

カレル・チャペックの『絶対製造工場』読了。面白かった。原子力を彷彿とさせる、「完全燃焼」によって生じたエネルギーがその場に居る人間にそれぞれの「絶対」を確信させることで生じる軋轢。さまざまな宗教やイデオロギーの衝突による世界の荒廃を戯画的…

ハードバンクス

パリーグCS終了。地力で勝るホークスが順当に二連勝。王者相手に拙守拙攻では勝てるわけがない。まあ、その程度のチームではあるのだが、ロッテは。西武がそのロッテに競り負けたのが悔やまれる。西武なら負けるにしてもあんな負け方ではなかったように思わ…

百年の分解

京都にあるCDIというシンクタンクから『五〇年後のために』という本を贈って貰った。創立50周年記念誌だという。50周年の50年後は計100年だから、百年史を校了したばかりのわたしにとってタイムリーな書物である。1970年に「京都の人文系の学者グループと、…

星の確かさ

在宅勤務が始まったころにアマゾンプライムに加入して以来、暇な時に映画を観ることが多くなった。今年130本以上を観ているが、面白い映画というのは驚くほど少ない。単なる暇つぶしになればいい方で、多くは観たことを後悔するものばかりである。その中で学…

嫌悪と麻痺  

アメリカという国に対して多くの国の人々が複雑な感情を持っていただろうと思う。憧れや敬意と同時に嫌なもの、嘘くさく空しいものを感じてもいたのではないかと思うのである。しかし、この四年でまったくの嫌悪と軽蔑に変わってしまったように思われる。あ…

虚栄の市

先日、会社を辞めた若い女性とランチをする機会があった。3月に退社してすぐコロナとなり、転職活動もままならなかったらしいが、やっと就職先も決まったのでお祝いのランチである。 その時、やはり新しい職場で未知の人の中に入ることへの不安を彼女は口に…

西武終戦

今年も何かが足りなかった。去年の首位打者とホームラン王がともに不振ということもあるし、秋山の抜けたのも大きい。しかし、森脇、平良、増田ら中継ぎ以降の投手陣の踏ん張りで、去年までとは打って変わって接戦をものにしてきた。それでも勝ちきれなかっ…

盛りもの

11月3日、家内の習っている流派の煎茶道の茶会があり出掛けてきた。久しぶりに着物を着ての久しぶりの茶会である。グランドプリンス新高輪の離れにある和室で小間の玉露、煎茶、大寄せでの酒席など三席に入る。煎茶道では床に盛物と呼ばれる飾り物を置く。花…

嘗ての書き捨て

以下は、ずっと前に書いたままこの日乘にあげなかったものである。くだらない読み物だが一応あまりに間の空いてしまった責めを塞ぐ思いで載せる。ぼちぼち再開していきたい。ちなみに下記にある年史の校正は昨週に終えたばかりである。 枯れた、厭きた、草臥…