2015-07-01から1ヶ月間の記事一覧

野球觀戰

七月三十一日(金)晴 會社を定時より一時間早く退社して横濱スタジアムに赴く。途上東海道線は腦内正妻のひとりM姫と同道、樂しく會話をして過ごす。六時より横濱對廣嶋戰を觀戰。亂打戰にて面白き試合也。途中より同じく腦内愛人のO嬢及びK嬢來り、他男性…

香道とジヤズ

七月三十日(木)晴 本社にて香道關係書籍の調査を爲す。新たに『香道瀧乃絲』など貴重な圖書を發見しコレクシヨンの奥深さに驚く。岩瀬文庫や河本文庫所蔵の香道書籍と比べても遜色ない質と量である。何とかこれらを活かす爲翻刻を爲し遂げたいが、余の御家…

とばつちり

七月二十八日(火) このところ朝の電車に亂れが續いてゐる。いつも乘る電車が遅れて到着し、それが混雜してゐたので見送り、次のを待つたらもつと遅れてゐた。仕方なく乘ると矢張り混雜してゐて、普段ならふたつ目の驛で座れるのだが座れない。しかも、いつ…

彼誰夏の會

7月25日(土)晴、酷暑 中野第二力酒蔵にて恒例の飲み會。相變はらずの諸氏の博識ぶりに驚くも、流石にうろ覚えのことも多くなり、持参のi-Padによる検索が思ひの他役に立つた。以下話題に登つた人名を思ひ出すままに羅列する。斷はつておくが此の順序で話した…

配管と拉麺

七月二十四日(金)晴後陰 中國にゐる。坂の多いところで、ツアーの一員として皆の後をついて廻るのだが、家の門だとか公園のブランコや道路標識といつた、指定されたものに触らなくてはならないので結構疲れるのである。しかも私が一番上手に素早くタツチ出來…

信號

七月二十一日(火)晴 若い頃は赤信號でも構はず渡つてゐた。巴里では誰もがさうしてゐたし、注意力に自信もあり實際歩くのも速かつたので勿論事故に遭つたこともない。「赤信號、ひとりで渡つても怖くない」であつた。それが最近は信號をよく守るやうになつた…

オールスター觀戰記

七月十八日(土)晴 今年は珍しくオールスター戰二試合を完全觀戰した。パリーグに好きな選手が多いので當然パリーグを應援するのだが、案に反して連敗してしまつた。それでも充分に樂しめる内容であつた。巨人の選手が少ないのも氣分が良い。注目の選手の中で…

その後

七月十四日(火)晴、暑し タブレツト購入から一週間、慣れぬ操作に苦戰し時に苛立つて買つたことを後悔したり、肩が凝つて嫌気がさしたりしながらも、やうやく少しは使ひ方がわかつて來た。なるほど随分便利なものである。 とは言へ、その間タツチパネルの作…

小川商店街

七月九日(木)雨 小川が真ん中を流れる商店街である。買ひ物客で賑はふ中私は時々小川に足を入れて濡らしながら歩いてゐる。ところどころ川幅が廣くなつて魚が見える。鮎のやうで、私も釣つてみたいと思ふが、釣竿も持つてゐないし、そもそも釣りをしたことも…

軍門に下る―或は「熟慮」と「節度」

七月七日(火)雨 出張の歸り有樂町で降り徒歩銀座に出て買物を爲す。憚り乍ら、竟に余もマツク軍団の軍門に下りアイパツドなるタブレツトを購入したのである。流石にデザインは洗練を極めるが、操作や表示、キーの配列など慣れぬ事も多く、この日はやつと家の…

カタログ

七月六日(月)雨 京都で古本屋をしてゐる小父さんの處で、IFFといふ香料會社のカタログを見てゐる。原料となる香料単品が載つてゐる筈なのだが、よく分からずにバーコードのやうなものがあるので其処をクリツクすればいいのかと思つて押すが、コンピユーター…

いぢめ

七月三日(金)雨 平塚の七夕が大嫌ひなので會社を休んで一日調べものを為す。梅雨といつても輕い雨が多かつたのに今度のは激しい雨である。休んでよかつたと思ふ。 世上「マタハラ」なる言葉を耳にすることが多くなつた。マタニテイ・ハラスメントの略語ださ…