七月二十一日(火)晴 若い頃は赤信號でも構はず渡つてゐた。巴里では誰もがさうしてゐたし、注意力に自信もあり實際歩くのも速かつたので勿論事故に遭つたこともない。「赤信號、ひとりで渡つても怖くない」であつた。それが最近は信號をよく守るやうになつた…
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