2015-05-01から1ヶ月間の記事一覧

蹴球の試合

五月二十九日(金) サツカーの試合を見に行く途中である。同行は徳田ともう一人。試合は夜からであるが私は晝のままの薄着で來てしまつたので、夜になつて寒くならないか心配し始めてゐた。寒くなつたらスタジアムで賣つてゐるパーカーでも買ふしかあるまい。…

夢の斷片

五月二十八日(木)陰 會社のN君が夕方から山に登ろうとする。余ともう一人が同道してゐたが、これからでは直ぐに暗くなつてしまふし、夜になつたら山歩きは絶對に不可能であるからと斷念させて街に戻る。既に街灯が点いて通りはからうじて見えるが背後の山は…

微妙な違ひ

五月二十七日(水)晴 先日BS放送で映畫『陽暉楼』を觀た。池上季実子が思ひの他美しく魅力的であつた。今でいふ石原さとみに似た雰囲氣である。余は石原さとみも大變好んでゐる。今三菱銀行のネツト廣告は石原で、三井住友の吉高由里子は余の好みではないから…

頭痛と咳

五月二十四日(日)晴後陰 茶の湯の稽古日なるも體調復せず一人家に殘る。頭痛甚だしくクモ膜下出血の前兆かと惧るる事大なり。家人歸宅後ツボ押しなどして貰ひ頭痛俄かに去るも咳は續く。風邪らしき症状がずつと續いてゐる訳だが熱は出てゐない。此処數日ろく…

文樂谷中

五月二十三日(土)晴 喉の痛みは殘るが昨日より調子が良いので、塩澤の一重の着物を着て車で國立劇場へ行く。文樂五月公演、吉田玉男襲名披露公演を觀る。口上は傳統藝能らしい語り口で面白く聞く。三時半に終り車で谷中に移動して車を停め散策。路地の片手間…

體調不良

五月二十二日(金) 昨日喉が痛み頭痛もするので早退して家で寝てゐたが囘服せず本日も休む。終日床に在り。現代の歌人の歌集一冊を讀み了へる。

探墓二箇所

五月十七日(日)晴 八時過ぎ起床。體調が戻らなければ其の儘歸濱のつもりでゐたが、思つたより囘復したので無理せぬ範囲で予定の行動に移る。京都驛より奈良線で東福寺に往き、臥雲橋から青もみじを眺めつつ荘厳院に至り、吉益家の墓を掃ふ。入つてすぐの處に…

東洞とシムポジウム

五月十六日(土)晴、暑し ホテルで朝食の後地下鐡で京都市役所前に行き寺町通りを上る。革堂近くに古い寫眞館を見つけるが殘念ながら井上寫眞館ではなく小林寫眞館であつた。當ては外れたが、だからと言つて明治の終りに此の近くに井上寫眞館がなかつたことの…

天國から地獄

五月十五日(金)晴 夏場に温泉に入ると夜に體が熱くなり過ぎて夜中布団をはいでしまひ、結果として朝冷えて風邪を引くことが多い。今囘も似た感じの朝になつたが、兎に角急ぎ家に戻らねばならない。八時過ぎしんちやんの店に寄つて挨拶をして歸りは箱根新道経…

松崎再訪

五月十四日(木)晴 家を八時過ぎに出で車にて伊豆に向かふ。今囘は直接松崎に行くので新東名の長泉インターで降り伊豆縦貫道を通つた爲案外早く十一時半に松崎に着いた。少し早いが鰻の三好本店に入る。先日名古屋で食べたひつまぶし備長本店の鰻が驚く程不味…

嶺庵茶話會

五月六日(水)晴 會社の元上司H氏、同僚S氏を迎へ久しぶりの茶話會を開く。一時半鎌倉のH氏邸にS氏と車で迎へに行き二時前來着。煎茶、聞香、薄茶、吹禅の後懐石となり、黒牛吟醸酒にて酒食と歓談を樂しむ。九時半過ぎ散會。樂しい一日となつた。尚、此の…

象山詣で

五月四日(月)晴 上田から松代に移動。海津城跡、文武學校、真田家、真田寶物館の順に見た後日暮し庵にて蕎麦の昼食。更に象山神社及び象山記念館を訪れ佐久間象山先生の遺事を偲ぶ。神社内に京都で營みし茶室煙雨亭や、石黒忠悳と對面せし高義亭あり。また生…

名香鑑賞會

五月三日(日)晴 宿にて和服に着替へ車にて名古屋市内徳川美術館に赴く。名香鑑賞會に参席する爲也。九時半受付に行くもほんの僅か遅れて第二席となれば、待つ間まづ徳川園を散策す。十一時前より山ノ茶屋にて薄茶席に入り喫茶。岡谷家旧蔵黒織部の沓茶碗を見…

番器珈琲焙煎店

五月二日(土)晴 午前家を出で車にて東名高速道路を西下。休み休みで四時過ぎ名古屋市天白區の友人が經營する珈琲焙煎店「ヴァンキ・コーヒー」に到着。突然の訪問なるも談笑小半刻を過ごし、珈琲豆を購ひて小牧に移動し投宿。夜大口町のひつまぶし備長なる鰻…