五月二十八日(木)陰 會社のN君が夕方から山に登ろうとする。余ともう一人が同道してゐたが、これからでは直ぐに暗くなつてしまふし、夜になつたら山歩きは絶對に不可能であるからと斷念させて街に戻る。既に街灯が点いて通りはからうじて見えるが背後の山は…
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