颱風

九月二十一日(水)風雨、夜になりて止む
颱風十五号が東海関東東北を縦断。朝はゴルフの雨用のズボンを履いて出勤す。昼間風雨強まる。午後二時過ぎ総務より所属長の許可あれば帰宅を許すとの指示あるも遅きに失す。何となれば其の時点で既に東海道線の列車が動かず、風雨の最も強まりたる中濡れながら帰りたる人々こそ駅で立ち往生の難儀を舐めたれば也。余は今日中に仕上げねばならぬ仕事の段取りなどするうちに時機を失し、既に電車動かずの報もあり、また颱風の速度早まり夜には抜けるものと思ひ定めて九時まで動かず会社に残る。既に雨も風も収まる中徒歩駅に向ひ、途中で食事を取つて駅に至れば丁度電車が出発するところなり。然るに満員の電車は超ノロノロ運転の上、途中で線路に障害物あるとて三度ほど止まるなどして時間が掛り、帰宅したのは結局十一時二十分であつた。此の日ジムに行く予定なるも果たせず、直ちに就寝す。