殘暑 

九月五日(水)晴
減量の必要を感じ帰途大船より歩く。日没は少しは早くなつたが暑さは續いてをり汗だくとなつて帰宅。食後家人が書の師である原山先生より頂戴した空也の最中を食す。旨し。其の後執筆。十一時半に到り就寝。溽暑眞夏に異らず、寝苦し。