氷雨

一月九日(木)雨
冴えない日々が續く。肩のストレツチはしてゐるが可動域はさして広がらず痛みは殘る。會社ではそれなりに忙しくしてゐるものの、講演用のテキストの執筆が捗らず焦り始める。原稿依頼も一本入り、短いものではあるが通信も書きたいので時間配分に苦慮する。讀みたい本は増え續け、相変はらず註文し續けてゐるのに讀む時間が少な過ぎる。正月休みを無為に過ごしただけに悔いる氣持ちが働く。くさくさして樂しめぬ日々である。
夜、紅葉『男ごゝろ』讀了。未完で突然終るのだが、其れまででも充分に面白い。