夏の終り

八月十九日(水)陰
早稲田實業、關東一高ともに大敗を喫し甲子園を去る。清宮君とオコエ君の夏が終り、余の夏休みも此れで終つた。それでも今まで十二分に樂しませて貰つた。二校には感謝の氣持ちで一杯である。決勝に殘つた二校は、終つてみれば確かに投打に優れたチームであり優勝に相應しい素晴らしいチームではあらう。
此れは全く個人的な經驗から來るもので、大學や其の卒業生を誹謗する積りは微塵も無いのだが、余は東海大の出身者でまともな人間に出會つたことがない。インチキ野郎ばかりで、余は相當に嫌な思ひをさせられて來た。其の爲神奈川県在住にも拘らず東海大相撲を應援する氣になれないのである。かと言つて仙臺育英も好きになれない。決勝は見ずに仕事に励むことにしようと思ふ。