銀座の寿司

十月二十三日(金)晴
朝八時前に成田に着きバスで東京駅まで移動。荷物をコインロッカーに預け、喫茶店で休んだ後銀座の某有名男着物店に赴く。家内が先に着いていて帯を選ぶ。店員が仕切りに薦める帯は確かに素晴らしいものではあるが十四万円もしてとても買える額ではない。結局身の丈に合った帯を買い、すぐ近くの寿司屋に入ったのだがランチとは言え1,300円という安さである。まともな寿司が10ユーロも出さずに食べられるとは、日本は何と素晴らしい国であろうか。パリでこれだけのものを食べたら30ユーロ以上する。逆に10ユーロで食べられるものと言えば、フォーくらいのものであろう。日本に生まれた幸せを感じつつ、荷物を受け取って帰宅。昼寝の後スーツケースやガーメントバッグを開けて荷物の整理。前回の個人旅行と比べれば土産物はないに等しい。夜は好物のたらこ茶漬けを食す。幸せである。