仕事納め

十二月二十八日(月)晴
仕事納めの朝禮の後、待ちに待つた恒例の驛傳大會。余の職場はふれぐらんす學園としてエントリー。余は衣装監督兼走者である。情熱をもつて参加者を募り、各々の個性に合つたコスチユームを選定、調達した甲斐あつて、今年は今までにないクオリテイの高さであった。第一走者は幼顔のO嬢のセーラー服に自前のセーターを合せた女子中學生でも通りさうな可憐な姿。メイド服、パンダの着ぐるみと續いて、余りに似合つてコスプレの域を越えてしまつたM嬢のキヤビンアテンダント姿に男性陣の視線は釘づけである。その間バスケ部、野球部、プロゴルファー等の男性走者も混じるがそれは措くとして、次にはスタイル抜群のN嬢によるミニスカ・サンタは余りのセクシーさに直視出來ない程である。この衣装、去年調達したものだが、殘念ながら昨年これを着た女性は余の妄想イメージと些か異なる結果であつたのだが、今年は「かういふ姿が見たかつたのだ」といふ正にどんぴしやのキユーテイさである。衣装監督冥利に尽きると言ふべきであらう。そしてアンカーは昨年ミニスカ・ポリス姿で余に手錠を掛けてくれたY嬢が、ヤクルト・スワローズのチアリーダー姿で感動のゴール。他のチームを完全にぶつちぎつてのゴールである。勿論衣装部門に限つての話ではあるのだが。
皆楽しそうでデジカメ二臺を人に託して寫眞を撮つて貰ひ、自分もアイパツドで撮りまくり合計二百枚以上になつたので、良い寫眞が澤山ありさうである。晝に會社が支給する辨當を持ち皆で食堂に集まり、麥酒を片手に反省會。セーラー服、CA、ミニスカ・サンタのスリートツプは今年の新人であり、皆とても可愛い娘たちである。樂しいこと此の上ない時間を過ごし、二時半頃やつと職場を後にする。かういふ職場で本當に良かつたと思ふ。