六月一日(水)陰寒し。
【左; パリ、ノートルダム大聖堂のフアサード】
午後事業部主催の戦略テーマの発表会に出席。此の手の催しに出るのは久しぶりのことである。営業の面々が主要得意先に対して様々な成果を挙げ、新たな戦略を立ててゐる模様を知る。事業部が注力するさうした仕事やプロジエクトから如何に自分が自由な立場にあるかがよく分かり為になつた。面倒で責任の重い仕事はわたしに向いてゐないことを斟酌してくれる上司の厚意に感謝する他はない。
月曜の言動が顰蹙を買つたのか、職場の女性たちのわたしに対する対応が冷たいやうな気がするのは気のせゐか。
定時に退社し、帰宅後車でクリーニング屋に行き、近くのダイエーで弁当を買つて帰る。たいてい半額になつてゐるので二百円で夕食がとれるのである。わたしの場合倹約できるのは「食」だけである。
八時まで尺八の練習をしてから弁当を食べ、その後ジムに行く。家の近くにある区のスポーツセンターが此の春から十時まで開いてゐるので大分行きやすくなつた。利用料三百円をスイカで払へるのも助かる。九時半過ぎ家に戻りプロテインを牛乳に溶かして飲む。
