一勝一敗

十一月二十七日(日)陰時々晴
朝から掃除洗濯部屋の片づけをするうちあつといふ間に昼になり、昼食を食べてくつろぐうち早くも三時となつて急ぎ車で外出。南町田のニトリで寝具を買ひ、それからN子の実家に行く。棚を使つた薄茶のお点前の稽古を二回、N子は濃茶の点前。久しぶりに濃茶を飲む。夕食の後帰宅。
此の日サツカーU22の日本代表がシリアに二対一で勝つ。また同日大阪の選挙で市長府知事とも橋下派が当選。役所や議会、教育現場に問題があるのは事実だらうが、余は維新派の考へ方には賛成できない。特に教育に対する政治の介入に関して懸念を覚える。別に彼らの主張を詳しく調べた訳ではないが、内田樹による橋下の政策に対する批判を読む限り、あの連中の考へ方の根本が余には気に入らない。大阪府民は最悪の選択をしたのではないか。さもなければ耳に心地よい政策ながら実は愚民政策の極致のやうな連中の口車にやすやすと乗せられたといふより他あるまい。良識が敗北したから今日は一勝一敗なのである。