松風散々

一月十五日(日)晴
八時に起き掃除片付け。十時半前義妹K子を駅まで迎へに行き、家で早めの中食をとつた後昼過ぎN子と三人で大船まで同道。鎌倉に行く二人と別れ余は早稲田に向ふ。二時より如道会例會。今年前半のスケジユールなど確認。六月に京都で国際尺八フエステイバルが開催されるといふ。面白さうであり是非参加したいものである。大和樂、普大寺虚空を全員で合奏の後各自が吹く。余は三月の如道忌に吹くつもりの松風を初めて単管で吹奏。音は出たが細かいミス多く、さらに神先生より導入部のフレーズが長すぎて間延びしてゐる上チやウのメリが高すぎるとのご指摘。まだまだ練習が足りてゐないやうである。四時半飲み会となり先日の尺八曼陀羅の感想などで盛り上がり、いつもより長く皆で話し込む。会が製管をしてゐた会員より引き継いだ竹材の扱ひにつき議論あり。結論出ず。また、笠間周辺の中世武士団関連の史跡巡りは二月五日になるとのこと。六時半散会して有志で近くの焼鳥屋に移動して反省会。この席で余の松風演奏が如何に駄目かを諸先輩から指摘して頂く。要するに律もテンポもまるで駄目で、とにかく如道先生のCDをよく聞けとのこと。またICレコーダーでも買つて自分の演奏を録音して聞いてみれば如何に酷いかが分かると教へられる。八時前散会して帰宅。