書簡

三月二十日(火)晴
通信の推敲に時間を費やし、午後になつて校了。配信す。午後毛筆にて書簡を四通ばかり認めてゐたら日が暮れた。情けない話である。匂ひの本の構成を考へる予定でゐたのに全く進まず。三月末の締切に向けていよいよ尻に火がついて来た感じである。夕刻買物に付合ひ、其の後尺八の練習を少々。夜読書。