澹澹

九月二十八日(日)晴
日々辛抱忍従以外に事も無し。自業自得、自縄自縛、因果応報。夢であきちやんの太腿に触れた事が唯一の果報か。讀書して身を持さんと欲するも、瑣事に煩はされる事のみ多し。肩痛去らず、平生の起居挙動にも難儀す。流石に何かの惡業故かと疑懼す。処置を盡して後は神佛頼みか。此の日早めの衣更を為す。今年の夏は暑さ左程に厳しからざりと感ずるは余のみか。