酷暑

八月二日(日)晴
終日家に在り。執筆讀書を爲す。又大正初期の繪葉書の讀解に時間を費やす。候文體の上萬年筆の細字の崩字なので、此れが案外讀みにくいのである。それと宛先は分かるのに、差出人の名前が書いていない場合が多い。海外からの葉書なので受け取つた人にはある程度推測できるのであらうが、文面を讀み解いても結局誰だか分からない事も多い。
夜になつてライオンズ對ホークス戰を觀る。ライオンズ12連敗。中村の一發も空砲となる。