金曜日

二月三日(金)晴
會社の歸り珍しく同期の友人と野毛に飲む。二軒で二千円は安価なれど、一件目の立ち飲み屋の串揚げに大蒜多量に入りたれば胸焼けして夜眠れず。余は大蒜は苦手なのである。しかも、早めに切り上げて歸宅せし積りなるも節分の夜に早く歸らずとて家内に怒られる。散々な目に遭ふ。匂い強く胃腸焼けて水を飲むもゑ寝られず。斷酒の決意を自ら破りたる報いならんか。