五月二十四日(木)晴 昨夜遅くN子帰る。食器を買ひ揃へたらしく大変な荷物であつた。余は越南には行つたことがないが、N子は好きでよく行つてゐたらしい。 此の日西園寺公望の『陶庵随筆』読了。近衞文麿の政治的な師匠のやうな存在で、維新を潜り抜けた所…
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