月曜日

六月十三日 (月)小雨後陰

未明の夢に涙を流し、再び寝入つてしばらくすると目覚ましが鳴る。朝になり、また一週間が始まつた。今週半ばからの様々な予定に気もそぞろになるのを何とか抑へて仕事をし、上司のメールに腹を立て、昼飯を食べ、午後少し眠くなり、四時過ぎから猛烈に処方を書いて定時に退社。急いで米を研ぎ竹を吹いてから、生卵をご飯にかけて食事を済ませ、自転車でジムに出掛けて一時間半汗を流して家に戻る。プロテインを溶かした冷たく美味い牛乳を飲みながら、本を読む前にかうして日乘を打ち込む。順調なんてことはない。ただ、歯を喰ひしばつて生きてゐるだけである。