雪とミツシヨン

二月二十九日(水)雪後陰
二月二十九日に雪が降るのは何年振りのことであらうか。2008年の記憶はなく、2004年のことも覚えてゐないが、恐らく降りはしなかつただらう。雪の中を歩き、いつも通りの電車で出社。此の日三月末で終る会計年度内の仕事の「成果」を提出する。どう考へても実現不可能な「ミツシヨン」を課せられ、其れに対する実績を自己評価する訳だが、馬鹿正直な余は在りのままを書くから評点は低い。しかも課題設定が馬鹿げてゐることを言外に匂はす書き方をするから、上から嫌はれるのである。と言つても元々嫌はれてゐる為、どんなに優良な自己評価をしやうが途中でC評価に変へられてしまふカラクリを知つてゐるからどうでもいい話ではあるのだが。