炉仕舞

四月二十九日(日)晴
昼過ぎ車にてN子の実家に赴く。次回より風炉なれば炉の最後にてN子による炭点前を皆で見た後全員で昼食をとり、其の後稽古を続く。今日は生徒がN子と余の他は五人程にて順番に楽しく稽古を為す。濃茶では味噌餡の絶品の柏餅にて一茶を喫し、余は二度入子点にて薄茶を出す。社中の人たちとの歓談も楽しく春の午後を遊び暮す趣き也。生徒は四時半頃皆帰り、早めの夕食を岳父母と倶にして八時半帰宅。夜は明日の能の予習を為す。