代議士 

七月三十日(月)晴
朝出勤の為駅に赴くに民主党の代議士長島某駅前にてビラを配りつつ演説を為す。大津のいぢめ自殺問題を端に、地元の学校でのいぢめの状況について教育委員会から調書を取り寄せ現状を把握し問題解決を考へると云ふ。時事の話題を取り上げ人々の耳目を引き易き問題を論ずるは政治家の人氣取りの中でも最も醜悪なものにて、何処ぞの地方首長と同じ戦術なり。次の選挙には民主党惨敗は必至なれば懸命の人氣取りか。抑々さうした状況の把握すらしてをらずに居た事を公言するに等しく、浅薄嗤ふべし。教育委員会の提出せる作文など現状から懸け離れたものならむも当然なるに、そこへの切り込みもなし。怠慢憎むべし。さりとて原発推進自民党も支持し難し。それにしても今尚原発容認派の知事を選ぶ山口といふ県は、流石は長州人の末裔と言ふべきであらう。山口といふ苗字すら余は大嫌ひである。