印 

九月十九日(水)雨後陰
先日、注文してゐた石泉印泥箭簇が届き、けふになつて家人が原山先生より「冽仙」の雅印を受け取つて來た。篆書で印稿を原山先生にお願ひしたのだが、大變良い出來で滿足してゐる。此れで何時でも揮毫できる訳である。又、宮島詠士先生の書の軸装についても相談したところ知り合ひの表具師を紹介してくれると云ふ。有難い話である。早速御禮のメールを送る。印の方は値段も高くないので、この先も飄眇亭の印であるとか蔵書印なども作りたくなる。判子があれば押したくなるのが人情である。