茶漬け

四月十四日(日)陰時々晴
土曜は茶の稽古、今日は三渓園の呈茶席にてボランティア。着物を着て、立礼席で点前もして観光客に抹茶を呈するのである。外国人には茶を点てる体験もして貰うことも出来る。岳母の社中の八人程が集まり順番に給仕もする。それ程客は多くなかったが結構疲れる。ただ、人前でやる点前は緊張感もあり勉強にはなる。園内二カ所で茶会も開かれていて、そちらから流れて来た和服の老婦人なども来て、そちらもお茶の先生だったりすると余計である。私は三回点前をやって、中で淡交会東京支部の初老男性を前に茶を点てたのだが、後で十五年くらいやっているような堂々とした点前だったと褒められた。焦らず胸を張ってやっているのが良かったのかも知れない。お世辞だろうが、嬉しいものである。