オレンジレンジ

四月十七日(水)
語呂の良さのひとつに音の部分反復とでも言うべきものがある。オレンジレンジがその良い例だが、これは結構たくさんできそうである。特に外来語を使うと、二語の並びに意味がなくても何となく親しみが湧く。スマップ・マップ、スマイル・マイル、トレイン・レイン…と幾らでも出来そうだ。一体それは何だと聞かれても困るが、語呂がいいんだからいいじゃないか。ヒアシンス・シンスというのもある。業界の人しか知らないだろうが、シンスはシンセティックの略で、実際この名の香料原料がある。ちょっと捻ってスマトラのトラというのはどうだろう。逆に、グレイプ・レイプはまずい。サバイバル・バイブも放送禁止か。完全な部分反復でなくて、包含反復のようなものも考えられる。パンプキン・キングとか、マンダリン・ダーリンとか。後は微妙に反復していないのに語呂がいいのもあり得そうだ。ベランダのラベンダーとか、甘粕を甘やかすなとか。まあ、暇つぶしである。