淫夢

十二月九日(月)晴
会社の慰安旅行で温泉に来ている。二人で一部屋なのだが、私はとにかく眠くてしかたがないので寝ていると、相部屋の同僚の彼女らしい女性が部屋に来て裸になる。見ると美保純である。三十過ぎくらいのボリュームのある体つきで、私は「セクシーだね」と言いながら近づき、すぐにまぐわってしまう。すると後から同僚が戻って来たので気まづくなり、私は風呂に行くことにする。一度外に出てから階段を下りるとその先がそのまま床までガラス張りの浴槽になっていてお湯に入れる。ところが、浴槽の下にも階段が続いていて下からも入れるようになっているのが見える。下の扉が開いたらお湯が流れるのではないかと懸念しながら、湯の中を潜ってその扉に行くと、二重になっていて、なるほどこれでお湯が流れ出さないのだなと納得する。さらに階段を降りると地上に出て、「混浴」と「一般」の二手に分かれるので一般の方に行くとそのまま町中の通りに出てしまい、通りすがりの女子中学生あたりが軽い悲鳴を上げたりして裸の私は恥ずかしい思いをする。戻って混浴の方に行くとこちらも殆どの人が水着姿なので恥ずかしく、部屋に戻ることにした。それから会社の女性二人と連れ立って散歩に出かける。温泉街のはずれにタワーのようなものがあり、エレベーターで昇るとちょうど木津川、鴨川、宇治川三川合流地帯が見渡せる。雨が降り続いたせいか川の水は満々として洪水のようになっている。私はこういう景色を見たかったと大満足である。タワーを降りて道を歩くうち急に催してきた私は、一緒に散歩に出た会社のO嬢を押し倒して、これともまたまぐわってしまう。彼女は経験が浅いらしく、後背位で交わる際に自分の襞が邪魔になるのではないかなどとウブなことを言い、私は周りで人が見ているのも構わず激しく突くのであった。