意気阻喪

八月朔日(月)
八月になりやつと夏らしい暑さに成つて來た。七月は割と人に會ふ機會や飲み會も多く、それなりに樂しく過ごしてはゐたのだが、此のブログを含め「書く」氣力が頓に失はれて久しい。日常生活の雑事、職場のストレス、氣掛かりなことの存在。其れらは全く普通のサラリーマンの日々に違ひはないのだが、ひ弱な余は良いことが續かない限り氣は沈んだままなのである。だから日々の出來事の記錄や述懷を綴るといつたことも、夢の記述さへする氣になれない。それならブログなどやめればいいではないかと言はれればその通りである。これでは「書けない理由」ならいくらでも書けた一昔前の小説家である。笑止千万。