注射と日本語

三月二十五日(月)雨後陰
朝から藤が丘に往き診察を受け注射を打たれ、其の後リハビリのマツサージも受けてから午後より出社。此の日移動の電車の中で今野信二著『百年前の日本語』(岩波新書)讀了。文體論かと思つたら漢字の用字や振り仮名の表記などについての本であつたが、余り面白くなかつた。内容もともかく文章がつまらない。珍しく新刊を讀むとかういふ羽目に遭ふ。
定時に退社し歸宅すると吉報がふたつ届いてゐた。某會の案内と骨董の落札の知らせである。尺八練習、夕食の後メールを幾つか打つ。春になつたらこの先も樂しい事が續きさうで嬉しい限りである。