アレグラ・ジエネリツク

三月八日(土)晴
朝久し振りにゆつくり寝てゐやうと思つてゐたが、結局七時半に起きてしまふ。晝食の後杉田の病院に行き例年通り花粉症の薬を貰ふ。他は特に予定もなく、此の春部長に昇格するS君の為に記念の色紙を揮毫す。また、よく尺八を吹いた。二尺一寸管がよく鳴り始めて面白くなつて來たのである。布袋軒鈴慕と無住心曲が特によく其の音味と合ふやうだ。