その後の採点

アマゾンプライムで見た映画。

  • 「誘拐」☆☆☆ 三上博史主演。面白い。練られたストーリー。石坂浩二の首相の頼りなさだけが欠点。三吉彩花可愛い。
  • 「悪の経典」☆★ 二階堂ふみが出ているので見ただけ。おどろおどろしさがB級で、「殺す」ことの背景が安易。
  • 「紙の月」☆ 宮沢りえは奇麗だが、相手の池松壮亮は嫌いだなあ。
  • 蛇のひと」☆ この、西島秀俊という俳優、いつもつまらなそうな顔でぼそぼそ喋る役が多いが、そもそも芝居が下手なのではないかと思う。
  • 鍵泥棒のメソッド」☆☆ 芸達者な三人で楽しめたが、このタイトルはないだろう。
  • ガマの油」☆☆ 役所広司二階堂ふみの組み合わせが特別な世界を出現させた。まさに「ケミストリー(化学反応)」である。この取り合せを考えついた点で合格。ただ、少年院出の「親友」がもう少し芝居が上手で魅力的な男優だったらよかったのに。
  • 「ノラ」☆☆ 奇妙な味がある。それも染谷将太だからこそなんだろうけど。
  • 「本当の目的」☆☆ 心象に見合ううす暗い映像が映画的。ラスト数分はスカッとする。
  • 「埋もれる」☆☆ そもそも主人公が内部通報者である必要があったのか?
  • 「起終点駅ターミナル」☆★ 佐藤浩一と本田翼という取り合せは、予想通り映画に何ものも生み出さなかった。役所広司二階堂ふみのようには行かなかったのだ。むしろ、尾野真千子との絡みの方をずっと見ていたかった。
  • プリズナーズ」☆☆★ 迷路の変質者は実態が薄いが、刑事はなかなか熱演。
  • トレイン・ミッション」☆☆ リストラされたからって、あんな目に遭うか?そんな馬鹿な。
  • 「三度目の殺人」☆☆ 広瀬すずは少し影のある役の方が良いようだが、実の父に犯されていたようには見えない。そこまでの闇は演じ切れていない。そして、役所広司広瀬すずと取り合せは二階堂ふみとの「ガマの油」にくらべ、ケミストリーが働いていない。
  • 恋の罪」☆ 園子温の映画からスプラッターを除いたら何が残るのだろう。たぶん、何も残らない。
  • スターリンの葬送狂騒曲」☆☆ フルシチョフ、ベリヤ周辺のお勉強になりました。元帥役の男優恰好いい。