新本

七月二十一日(土)陰時々雨 極めて涼し
十一時より一如庵にて尺八稽古。其の後大学近くの古本屋を覗くも何も見つからず、三朝庵でかつ丼を食した後横浜に戻る。地下街の新本屋に往き、岩波現代新書の二冊を購ふ。
豊下楢彦著『昭和天皇・マツカーサー会見』
筒井清忠著『近衞文麿』
二つ目の本の帯には「屈指の人氣政治家はいかに名声を博しいかに貶められていつたのか」とあり、正に余の興味に合致するもののやうだ。ネツトや古本屋ばかりだと目に入るものが限られるが、新本屋だと実際に手にして中身を見られるので、やはりたまには出掛けてみるものだと痛感。
其の後横浜高島屋でN子と待合せ、買物の後帰宅。此の日は足腰に極端な疲労を覚え、全身が怠くてならず帰宅後七時半過ぎまで眠る。其の後夕食、入浴。