大江戸・淺草

六月二日(日)晴
少し前まで天氣豫報では雨模様の筈が晴間が差し豫報にも降雨の可能性低ければ金曜に届きし結城紬の着物を着て家人と外出。まづ有樂町大江戸骨董市に向かふ。黒檀の印矩、風鎮、煤竹の茶杓、手拭等を購ふ。其れから小洞天にて晝食。日比谷まで歩き地下鐡にて淺草に至る。新仲見世通り界隈の和装店を幾つか覗く。帯を探すも是といふ物に出会はず。履物の辻屋本店に至り右近下駄を誂へる。併せて履いてゐた雪駄の踵を直して貰ふ。さらに男着物「ちどり屋」に赴くもシヤツターは降りたまま。閉店したのではと心配である。和風喫茶鉢の木にて一茶の後再び新仲見世を歩み銀座トラヤ帽子店淺草新仲見世通り店に行き、白パナマ帽を購ふ。良い買物をした一日であつた。