山賊討死

十月二十一日(日)晴
今季の西武が終戦となった。CSは驚く程弱かった。第一戦を菊地で落としたのは痛かったが、ホームと一勝のアドバンテージを生かせず結局一勝しか出来なかったのは、要するに弱かったとしか言いようがない。ペナントレースの後半に怒涛の大量点で逆転を続けた勢いはついに現われず、CSで負け続けた一時のホークスのような短期決戦への苦手意識が出来てしまう懸念がある。それにしても、第4戦に今井を先発させたのには驚いた。勝つ気がないのかと思った。中継ぎ以降も含め、あの投手陣でよく優勝できたと言うほかはない。夏の間楽しいゲーム観戦の時間を過ごさせて貰ったことへの感謝はあるが、CSの結果にはがっかりである。負け方も悪い。早々に点を取られて終盤に追加点で大量リードされるパターン。こうなったら憎きホークスを広島がやっつけてくれるのを祈るしかない。