安田登著『身体感覚で「芭蕉」を読みなおす』読了。「おくのほそ道」が義経鎮魂の為の旅であり、其れが西行の崇徳院鎮魂の行をなぞるものであり、さらに二人のさうした行為が能のワキの役割に当るものであることが、実にすんなりと理解できる好著である。芭…
五月十六日(水) 世上よく「上から目線」なる言ひ方を目にする。悪い意味に使はれることが多い。余はかうした使ひ方に不快を感じずにはをられない。余自身がさう言はれることが多いといふこともあるが、其れ以上に此のものの言ひ方の背後にある人々の考へ方に…
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