十月六日(土)晴後雨 紬の着物を着け家人と二人上野に赴き、東京國立博物舘に往く。まづ本舘一階十八室近代美術の松林桂月「長門峡」に圧倒される。細密でありながら雄渾にして幽邃なること比類なき傑作也。平成舘に移り「尚意競艶―宋時代の書」展を見る。…
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