戰さの準備

三月二十一日(木)晴
朝から昭和大学藤が丘リハビリテーシヨン病院に赴き、リハビリ施術を受く。晝前會社に行き午後仕事。定時退社し歸宅後尺八練習。松巖軒鈴慕、一閑流六段、瀧落を吹く。夕食後執筆。十一時過ぎより「オデツサの階段」を見る。松岡正剛先生の登場である。豪徳寺の本殿の様子も出て、今更ながら松岡先生の破格さを再認識させてくれる番組であつた。興奮した訳ではないが、思ふところあつて暫く眠れず。いよいよ余ももうひと戰さする機が熟したやうに思ふ。社内の権力闘争に加はるつもりはないから、余の闘ひは書くことに尽きる。自分で納得のいくものを書くための戰さの準備を始めようと思ふ。