書茶竹診察券

三月十六日(土)晴
早朝肩痛み眠られず。起き出して米芾の臨書。晝過ぎ家人と車で出で家人の實家に赴く。茶の湯稽古。櫻餅にて濃茶を喫す。茶道具と曜変天目に關するNHKの番組二本を録畫にて観る。夕刻尺八練習。松巖軒鈴慕を繰り返し吹く。夕食後歸宅。書斎にて診察券の整理をし出したら、其の多さに驚く。二枚ある病院も多い。探すと見つからないといふ事のなきやう、ひとつのカードホルダーに纏める。入浴、ストレツチの後讀書。『冬の紳士』讀了。思ひの他面白かつた。戰後に對する關心はやはり強いものがある。十一時半就寝。