その間

四月七日(土)晴後陰風強し
いろいろあった。桜は早々と満開となり、暖かい日が続いて思ったより長く持ったが、昨日からの風ですっかり何もなくなってしまった。葉桜となる前に花が吹き飛ばされてしまった木も多い。そして春の高校野球が終り、根尾君の大会になった。球春到来でメジャーでは大谷君が三試合連続ホームランを打った。日本では西武が強く、巨人は負けが続いているので気分がいい。阪神は監督が駄目だ。好きな選手は多いが応援する気にならない。あんな監督のもとでは藤浪が可哀そうだ。
上司が突然会社を辞めることになり、突如大株主の生保から出向で新しい上司が来ることになった。色々な意味で面倒くさいことである。そして、同期の友人がブラジルに転勤することになった。初めての海外ではなく駐在経験は長いので心配はないが、この歳での海外への異動はなかなか大変なものだろう。サラリーマン生活も最後に近づくと何かと不如意が続く。こんな老体が新入社員研修で会社の歴史について話した。ここ数年続けてやっているが、今年は一時間になった。自分が入社した時に定年間際だった人たちのことを覚えていないように、彼らにとって私は全く記憶に残らない存在なのだろう。寂しくもあり味気なくもある。
それから三月末にJRの運転時刻の改悪があって大迷惑である。とにかく京浜東北線はひどい。朝の大船始発の本数が減り、必然的に混み合うようになり、それを避けるためには今までより15分早く家を出なくてはならなくなった。帰りは尚悪くて蒲田止まりの本数が増え大船行の電車が少なくなったため、比較的空いている電車がなくなったのである。それまでは19時45分蒲田発大船行が、その3分前の大船行に続いて来るので空いていてそれに乗ることが多かったのだが、その組み合わせがなくなり、空いているのは磯子行なので、磯子でさらに待たなくてはならなくなったのである。試行錯誤で比較空いた電車を見つけることは出来たが、しばらく腹立たしくてならなかった。そして4月になって新入社員が入るせいか余計に混み始めたし、来週からは学生も増えるだろう。勤め人はつらいのである。