水石と竹韻

f:id:hyoubyoutei:20190217120600j:plain


 上野の東京都美術館にて「日本の水石展」を觀る。出品數も多く樂しむを得る。水石は長年の趣味なれど、これほど多くの水石を一度に觀るのは初めて也。廣小路で晝食の後午後一如庵に赴く。二時より如道會例會にて、竹韻に接す。余は布袋軒鈴慕を吹く。三月の如道忌にて献奏する予定の曲也。参加者全員の演奏が終はり懇親會も早々に辞して歸路に就く。七時過ぎ、先日東京ドオーモのテーブルウエア展にて購ひしアルゼンチンの葡萄酒12本届くのを待ち受ける。水石と尺八といふ、還暦近き余の年齢に相応しき澁き趣味と云ふべし。閑雅の休日となる。

f:id:hyoubyoutei:20190217114251j:plain

 

f:id:hyoubyoutei:20190217113949j:plain

f:id:hyoubyoutei:20190217123222j:plain