明清と茶器

十月十二日(土)晴
十一時より一如庵にて尺八稽古。辞して會津八一記念博物館に赴き、明清の書畫を観る。李鴻章、徐世昌の他犬養木堂の書もあり。一朝菴にて蕎麦を食したる後歸途に就き、歸宅後家人と倶にその煎茶道を習ふところの先生宅に車で往き、東阿部流の茶器ほぼ一式を先生所持の物から撰んで格安にて譲り受ける。余は中でも染付の水注を氣に入り嶺庵の飾り棚に置くことを決める。夜は嶺庵茶話會の會記や献立を書くことに費やす。