六月十二日(日)晴後陰
二俣川に運転免許の更新に行く。初めて日曜に行ったが、平日よりむしろ空いているようだ。講習でビデオを見る。ドライブレコーダーに記録された事故映像は、初めて見た時こそ生々しさに驚いたものだが、今やユーチューブでもっと過激な事故画像を見慣れてしまった為に、試験場の教育目的のビデオで紹介される程度の映像などでは少しの衝撃も感じない。ユーチューブの方は、特に中国での事故映像に衝撃的なものが多い。スピード出し過ぎや信号無視による衝突は序の口で、歩行者を跳ね飛ばしてブレーキもかけずに走り去る姿や、路上に倒れた被害者を全く無視して脇を通り抜ける車や人に驚きを通り越して怒りがこみ上げてくる。渋滞最後尾に凄いスピードで大型トラックが突っ込むところなど恐ろしい限りだし、交差点での衝突は信号無視もさることながら、相手に最後まで譲ろうとしない態度が事故の直接の原因のように見える。何でぶつかるまでブレーキをかけないのか理解できない事故が多い。こういう映像を見ていると、確かに自動車を運転することの危険を実感するようになり、私も今まで以上に安全運転を心掛けるようにはなったが、映像を見る限り、自分に全く過失がなくても巻き込まれて重大な被害を被ることも稀ではないことに気づかされる。避けようがないのである。恐ろしい話である。
