2020-01-01から1年間の記事一覧

今日のひとこと

下手なパロディ、盗むに似たり。

食事の記録

5月22日 朝 BLTサンド、チーズパン、カフェオレ 昼、カオマンガイ(米、鷄モモ肉、パクチー、レタス、ベビーリーフ、生姜、ネギ、味噌、醤油、レモン汁、オイスターソース、ごま油)。野菜スープ。 夕、サラダ(レタス、ブロッコリースプラウト、パクチー、…

読後

ジュリアン・バーンズ『終わりの感覚』を読み終えた。先日観た映画『ベロニカとの記憶』の原作である。ブンガクから遠ざかって久しいが、バーンズを読んだのは90年代に『フロベールの鸚鵡』と『101/2章で書かれた世界の歴史』を読んだきりで、すごい作家だと…

馬鹿の典型

まずは次の文章を見てほしい。 「グループの体質を強化し、活性化させ、同じベクトルへ向けて力を結集させるための施策である。」 特別、問題のあるところはなさそうに見える。ビジネス関係の文書に普通に見られるような表現が使われているに過ぎないと誰も…

倫理的な病

今回の新型ウィルスについて、それが人類に与えた意味についての哲学的な考察にまだ寡聞にして接していないが、わたしなりに感じていることについて少し述べてみたいと思う。 今日NHKの番組で今回のパンデミックの病、というかこのウィルスのネーミングが重…

五月二十日(水)陰時々雨寒し

特別変化なき在宅勤務也。ピラティスと散歩少々。通信を書きあげ、再読して修正の上配信。 朝 パンケーキ(エシレバター、はちみつ、メープルシロップ、ゴジベリー、チョコレートチップ)。バナナ。コーヒー 昼 サラダ(レタス、パセリ、ブリチーズ、トマト…

五月十九日(火)陰時々雨

在宅勤務、常の如し。今日は執筆いつになく進む。昨日ジュリアン・バーンズ『終りの感覚』を注文す。先日観し『ベロニカとの記憶』の原作也。バーンズは昔讀んでいたことがあり、映畫にて腑に落ちぬ處があり原作を讀みたくなったものである。 朝 ちりめん山…

五月十八日(月)陰時々雨

仕事定時に終はらず、また曇天の爲散歩を止め嶺庵にてピラテイスを爲す。家内の通ふ教室が外出自粛中にユーテューブにて流すものを見ての運動なり。 食事 朝 パンドカンパーニュのサンドウィッチ三種(チーズ、アボカドにオリーブオイルかけに地中海の塩と黒…

五月十七日(日)晴

富嶽夕景 食事 朝 チーズ入りナン。エシレバター付きバゲット。珈琲。 昼 ゴマだれ冷やし中華(豚しゃぶ、鶏肉、胡瓜、ちくわ、錦糸卵、ゆで卵、トマト入り)。シュウマイ1個。半ライス。 夕 サラダ(鶏胸肉、トマト、パセリ、玉ねぎ、ニンジン、レタス、ブ…

生きる糧

ダイエットのため、毎日食べたものを記録することにす。まずは記憶の定かな三日前から記す。 五月十四日(木) 朝 アミ佃煮入りおにぎり1個。ミニトマト。珈琲 昼 味噌ラーメン(モヤシ、豚挽肉入り)。ミニ豚挽肉丼(ネギ、生姜、椎茸入り) 夜 天然ヒラメ…

五月十五日(金)晴後陰

在宅勤務、例の如し。ゲラ校正の仕事が主なれば在宅にて集中して事に臨み、捗る事出社時の比に非ず。逆に夕刻には疲労困憊す。夕刻逍遥すること昨日に同じ。既に紫陽花の花芽の育つを見る。また、路傍、人家の庭に紫蘭の咲くを多く目にす。散策の愉しみのひ…

規模狭隘

尾崎三良『尾崎三良自叙略傳』中巻に次の如き文辞あり。曰く「山縣(有朋)は規模狭隘にして博く人を容るるの雅量なし。其用ゐる處は皆己に諂諛する軽薄の人のみなり」蓋し之現今の首相に該当すること論を俟たず。長州人の弊風ならんか、正に其の国の諸子を…

ぴったりサービス

五月十四日晴 コロナで在宅勤務になって以来、体重が増えた。運動不足になるから仕方がないのだが、久しぶりに68キロ代になってしまった。これまで、だいたい64~65キロ代を維持していたので4キロ増である。本当は62キロくらいが理想なので、6キロ超過である…

5月13日

在宅勤務、例の如し。昨日出勤してA3用紙に印刷したゲラのチェックと明日以降の遠隔会議の準備など。五時半定刻にて仕事を止め、家内と連れ立っての散歩、日課の如し。市民の森の山ふたつを巡る。鶯の声頻り也。一時間ほど歩いて帰宅し、直ちにシャワーを浴…

5月12日

朝六時起床。ストレッチ、入浴の後車で家を出るが、財布と免許証を忘れたことに気づき家に戻り、時間がないので高速を使って出勤。八時半過ぎ地下駐車場に車を停め出社。A3の印刷をたくさんして、写真を探すなどして終日「在宅」では出来ない仕事をこなす。…

28年ぶり

「クーリンチェ少年殺人事件」をアマゾンで観た。1992年か93年に観ているので実に28年ぶりである。ストーリーを全く忘れていることに驚く。覚えていたのは山東が蝋燭の暗い光の中でマントウを食べていたシーンと、帰って来たハニーが小四と話をするところ、…

その後の採点

アマゾンプライムで見た映画。 「誘拐」☆☆☆ 三上博史主演。面白い。練られたストーリー。石坂浩二の首相の頼りなさだけが欠点。三吉彩花可愛い。 「悪の経典」☆★ 二階堂ふみが出ているので見ただけ。おどろおどろしさがB級で、「殺す」ことの背景が安易。 「…

日課大全

例年にない蟄居謹慎の連休である。朝七時過ぎに起きて、洗顔の後まずストレッチをする。軽めの朝食の後八時代には書斎に入り、珈琲を飲みながら読書執筆で午前中を過ごす。やや遅めの昼食は、ステーキやパスタなど一日のメインの食事としてワインを飲みなが…

さらに…

状況はさらに悪くなっている。図書館の話である。神奈川県立図書館もネット予約での本の受け取りが出来なくなり、国会図書館で唯一残ったサービスである文献の遠隔複写郵送サービスも昨日を最後に使えなくなった。あらゆる図書館が門戸を閉ざしたのである。…

ついに…

思い返せば、2月27日を最後にその後は予定のキャンセルに次ぐキャンセルで、一ヶ月後に在宅勤務がはじまり、今のところ五月中までのすべての予定がキャンセルとなった。飲み会も香席も経営会議も出張も、新入社員研修もくずし字の勉強会も何もかもである。…

時代小説嫌い

宮地正人著『歴史のなかの新選組』読了。時代小説の手垢にまみれた新選組を歴史学の中にきちんと位置づける試みである。わたし自身、時代小説や時代劇、映画などによって捏造された新選組像に影響されてか、逆にこの集団の歴史的意味を軽視する傾向があり、…

土佐勤皇党

安岡章太郎『流離譚』読了。とても良いものを読んだという感覚がある。安岡の作品は長らく読んだことがなかったが、万国博覧会関係への興味から『大世紀末サーカス』を読んでみると面白かったので、続けて『鏡川』を読んだらまあまあの佳作という感じだった…

情報格差

常ならぬ状況の中で、ふだんはテレビを見ない私も現況を知ろうとテレビ番組を見はじめた。昨日のNHKスペシャルや今朝の民放などだが、昨夜は経済問題に話題が偏り、今朝は今朝で渋谷の人出がどんなに減ったかといったどうでもいい話題を繰り返しやっていた。…

大久保の野望

明治6年、大久保利通は内務卿となった。内務省という、それまでの太政官制にない官庁を作ることで、大久保は政府を掌握することに成功する。大蔵省や法務省、外務省といった、国事の主流とされる官庁ではなく、警察機構を取り込み新たな任務と役割をみずから…

コロナと穢

コロナウィルスの感染拡大は世界規模となり、大変なことになっているのは誰もが承知していることなので、そのことについて私がつけ加えることは何もない。ただ、今回の感染予防として取られた対策が、私に日本の触穢思想を思い出させたので、それについて少…

岩倉の企み

久保正明『明治国家形成と華族』(吉川弘文館、2015)を読んでいる。副本として岩波日本近代思想体系の『天皇と華族』を参考にしながら、明治初期の華族制度成立の過程を理解しつつある。近代天皇制を確立していく中で、ある意味必然とも思われる華族制度で…

Rの快楽

イタリア語のRの発音が好きである。いわゆる、巻き舌のアールで、昔バイクのコマーシャルでソフィア・ローレンが「ラッタッター、ラッタッター、ラッタッター」と声に出すものがあって、何とも言えずその音の響きがとても好きだった。真似をしてよく自分でも…

御陵衛士

御陵衛士と言えば、通常は新選組を脱した伊東甲子太郎が慶應三年三月に結成した組織のことを言う。泉涌寺にある孝明天皇の陵墓後月輪東山陵を守る衛士というのは建前で、新選組と対抗して勤王討幕の政治活動を行ったとされるが、十一月の油小路事件で伊東ら…

雑感

センバツ高校野球中止。高校野球あるいは高校球児を特別視するつもりはないけれど、可哀そうだなとは思う。一生懸命やって勝ち取った全国大会出場という意味ではほかのスポーツと変わりはないはずだが、まあとにかく残念である。要するに、本当に開催して感…

日々雑駁

27日に異業種交流の飲み会に行くと、当初の予定33人の筈が12人になっていた。在宅勤務、ないし出社や宴会への出席禁止の指令が出たためという。出席者の中にも明日から在宅勤務という人が数人いた。業態にもよるが、製造業の場合工場は操業を続けるわけだか…